最近。某テレビ番組で少数民族を取材する番組をみました。取材している日本人よりも大自然の中で生活している民族のほうが、誇りをもっており、立派にみえました。それにひきかえ今の日本人はどうでしょう。理屈をこねる子供か、愚かな大人しかいない。その少数民族の子供達は実に素晴らしいと感じました。着ているものはきれいとはいえないし、食べているものも決して豊かとはいえないものですが、眼が輝いている。笑顔が無邪気でとても愛らしい。仏様、神様が現れるのはこういう顔だと感じました。我欲がない。本当の子供とはこういう子達なんだと。日本の子供はもう子供ではないんだなと。理屈をこねる子供しかいない。(まぁ大人もそうですが)何事にたいしても理屈をこねる。感謝もできない。感謝に理屈なんかいるのでしょうか?「理屈なくありがとういいなさい。」と言ってもそれが言えない。なにか理屈がないと頭も下げられない。本当に滅亡寸前の民族なってしまったような気がします。お寺や神社に参拝した時、だれもが手を合わせますが、感謝の心で手を合わせる人が何人いるでしょうか。今の日本人の祈りは、もう祈りではなく、我欲の願いそのものだと感じます。例えば母親が子供を連れて来て合格祈願をします。希望する学校に子供が入ればその時は、有難うございますという母親もいるでしょう。でも志望する学校に入らないで、ありがとうございましたと感謝する母親はひとりもいない。つまりこれだけお参りしているのにとか、これだけお布施しているのにとか。これは祈りでも何でもなく、ただの取り引きとしかおもえません。祈りとは感謝することだとおもいます。「なぜ」という理屈をなくして生かされていることを感謝するというのが、本当の祈りだと感じます。そこからすべてが始まるとおもいます。せめてこれからの日本を背負う子供達に、日本人としての誇りを伝え、感謝する心を教えていくべきではないでしょうか?それこそが本来の親から子供にできる本当の教育ではないでしょうか。
敬具